2026.09.02
小学生のピアノを続けるコツ|忙しくなる時期の親の関わり方【2026年版】
「小学生になって、ピアノを続けるのが難しくなってきたかも……」
そんなお気持ちで、この記事を読んでくださっている親御さんがいらっしゃるかもしれません。
小学生になると、宿題・塾・お友達との遊び・他の習いごと——お子さまの生活が一気に忙しくなります。
「幼稚園の頃は楽しく通っていたピアノが、なんだか続けるのがしんどそう」——そんな瞬間を感じている親御さん、少なくないと思います。
ピアノ 続けるコツ 小学生というキーワードには、「せっかく始めたピアノ、大きくなっても続けてほしい」という、
あたたかな親心が込められているように感じます。
この記事では、小学生ならではの続けるコツを、アンドミュージック恵比寿の現場から見えている景色でお伝えします。
小学生がピアノを続けにくくなる理由と、続けるコツ
まず、小学生のお子さまがピアノを続けにくくなる理由と、それに対する続けるコツを表で整理します。
| 続けにくくなる理由 | 小学生の姿 | 続けるコツ |
|---|---|---|
| ①生活が忙しくなる | 宿題・塾・部活で余裕がない | スケジュールに無理なく組み込む |
| ②「やらされ感」が出る | 自我が育ち、押しつけを嫌う | 自分の意志で続ける感覚を作る |
| ③停滞期に自信をなくす | 「上達しない」と感じる時期 | 変化に気づいて言葉にしてあげる |
| ④他と比較する | お友達との比較を強く意識 | その子だけの成長を見つめる |
| ⑤親のプレッシャー | 「せっかく続けたのに」の言葉が重荷 | 「好き」を守る声かけに変える |
小学生は、幼児期とはまた違う理由で「続けにくさ」が生まれる時期です。以下で、それぞれのコツを詳しくお伝えします。
小学生という時期の特徴
小学生になると、お子さまの生活は幼稚園時代と大きく変わります。
まず、宿題が始まります。学校で友達との関係が広がり、放課後の予定も増えていきます。学年が上がるにつれて、塾に通うお子さまも増え、他の習いごとも並行することが多くなります。
そして何より、小学生になると「自分の意志」がぐっと強くなります。幼児期のように親御さんに言われるままにやる、ということが少なくなります。「なんでピアノを続けなきゃいけないの?」——そんな疑問を口にすることも出てくるかもしれません。
これらは、すべて成長の証です。同時に、ピアノを続けるうえでは、新しい向き合い方が必要になる時期でもあります。
文部科学省も、児童期の学習や活動について「本人の意志を尊重した継続的な支援」の重要性を示しています(文部科学省「芸術教育の充実について」)。小学生のピアノは、「親御さんが続けさせる」から「お子さま自身が続ける」への移行期に入ります。
小学生がピアノを続けるための、5つのコツ
① スケジュールに無理なく組み込む
小学生の生活は忙しくなります。だからこそ、ピアノを「無理なく続けられる形」で生活に組み込むことが大切です。
たとえば、家での練習は「毎日30分」と決めるのではなく、「学校から帰って夕食までの間に5分」「お風呂の前に10分」など、生活のリズムの中に自然に入り込む形にする。この方が、お子さま自身も無理なく続けられます。
長時間より、短時間×毎日のリズム——これは小学生でも変わらない大切なポイントです。
② 「自分の意志で続ける」感覚を作る
小学生になると、「親に言われたから」ではなく「自分がやりたいから」続けるという感覚が、ぐんと大切になります。
親御さんが「続けなさい」と押しつけるほど、お子さまは反発しやすくなります。逆に「もうやめてもいいんだよ」と選択肢を渡すと、意外にも「やっぱり続けたい」と言ってくれることもあります。
大切なのは、お子さま自身に選ばせる余白を持つこと。「今日は練習する?しない?」「どの曲を弾いてみたい?」——小さな選択を、お子さま自身に任せていくことで、「自分の意志で続けている」という感覚が育っていきます。
③ 停滞期を、寄り添って乗り越える
小学生になると、ピアノにも「停滞期」がやってきます。「なかなか上達しない」「同じ曲ばかり練習している気がする」——そんな停滞感を、お子さま自身が強く感じる時期です。
このとき、親御さんが「上達しないね」「もっと練習しなさい」と焦らせてしまうと、お子さまはますますピアノから遠ざかっていきます。
大切なのは、「見えにくい変化」に気づいて言葉にしてあげること。「先月より、音が優しくなったね」「難しい部分、諦めずに向き合ってるね」——大人の目にしか見えない小さな成長を伝えてあげると、お子さまの中に「私は成長している」という感覚が戻ってきます。
④ 他の子と比べない声かけを大切に
小学生になると、お友達との比較が本当に増えます。「○○ちゃんはコンクールに出るのに、私はまだ発表会だけ」「隣の子はもう難しい曲を弾いてる」——そんな比較で、お子さまが自信をなくすことがあります。
親御さんも、他の家庭の話を聞いて焦ることがあるかもしれません。でも、上達のスピードは本当に一人ひとり違います。他の子と比べるのではなく、お子さま自身の「昨日と今日」を比べる視点を、ぜひ大切にしてあげてください。
「そんなに比べなくていいよ」「あなたはあなたのペースで大丈夫」——そう伝えてあげるだけで、お子さまの気持ちがぐっと楽になります。
⑤ 「好き」を守る声かけに変える
小学生になっても、続けるかどうかの根っこは「ピアノが好きかどうか」です。「せっかく続けてきたんだから」「もったいないから」——そんな損得の話ではなく、「好き」という気持ちを守ることを、何より大切にしてほしいと思います。
「今日弾いた曲、どんな気持ちで弾いたの?」「この曲の好きなところってどこ?」——お子さまの「好き」を引き出す声かけが、続ける力を育てていきます。
アンドミュージックの、小学生ならではの工夫
アンドミュージック恵比寿では、小学生のお子さまが忙しい生活の中でも楽しく続けられるための工夫をしています。
「激褒めレッスン」で、停滞期を乗り越える
アンドミュージック恵比寿には、「激褒めレッスン」という言葉があります。子どもが「できた」と感じる瞬間を、先生が見逃さずにしっかり拾い上げる関わり方です。
小学生になると、「できない自分」を突きつけられる場面が増えます。学校のテスト、勉強の成績、スポーツの成績——「できないこと」に敏感になる年齢です。だからこそ、ピアノのレッスンでは「できた」をしっかり認めてくれる場所であってほしい。
「先週より、指がスムーズになってるよ」「難しい部分、諦めずに向き合えたね」——先生からのひとことが、停滞期のお子さまを支えてくれます。
「まいにち練習カード」と「まいにち練習賞」
家での練習をサポートする「まいにち練習カード」は、小学生との相性が抜群です。自分の頑張りが目に見える形で残っていくことは、達成感を求める小学生の心にまっすぐ響きます。
続けたお子さまへの「まいにち練習賞」も、小学生にとって特別な瞬間です。先生からアワードを受け取るときの誇らしげな表情——それは、「私は続けられた」という確かな自信になります。
完全マンツーマンで、その子のペースを尊重
すべてのレッスンは完全マンツーマン。小学生のお子さまが忙しい生活の中で、それでもレッスンを続けるためには、「自分だけを見てくれる時間」があることがとても大切です。
学校で疲れた日も、宿題が多い日も、先生はお子さまの状態を見て、その日のレッスン内容を柔軟に調整してくれます。「今日は無理せず、好きな曲を弾こう」「今日は元気だから、新しい曲に挑戦しよう」——その柔軟さが、続けるための土台になります。
「幼稚園から続けた子」は、なぜ続くのか
アンドミュージック恵比寿には、幼稚園の頃からずっと通ってくださっている小学生の生徒さんがたくさんいます。塾や部活で忙しくなっても、ピアノだけは手放さない——なぜ、そんな風に続けられるのでしょうか。
答えはシンプルです。ピアノが「やらされる習いごと」ではなく、「自分のもの」になっているから。弾くと気持ちが整う。発表会という楽しみがある。先生との時間が好き——そういう気持ちが育っている子は、忙しくなっても続けていきます。
「小学校高学年で塾を始めたけど、ピアノだけは絶対に続けたい」「受験期になっても、ピアノは気分転換になるから続ける」——そんなお子さまの言葉を、私たちは何度も聞いてきました。
小学生のうちに「ピアノは自分のもの」という感覚を育てておくことが、その後もずっと続けていく力になります。
発表会という、続ける原動力
アンドミュージック恵比寿では、年に一度、本格的なホールで発表会を開催しています。日経ホール(600席)・品川プリンスホテルClubEx・渋谷さくらホールといった会場で、生徒さん一人ひとりがステージに立ちます。
小学生になると、発表会に向けて「本気で仕上げたい」という気持ちが芽生えます。「この曲を素敵に弾きたい」「客席のお父さん・お母さんに聴かせたい」——そんな目標が、日々の練習の意味を作ってくれます。
発表会という具体的な目標があると、忙しい生活の中でも「今週はここまで練習しよう」「あと3週間だから頑張ろう」というリズムが生まれます。目標に向かって取り組む体験が、小学生のピアノを続ける大きな原動力になっていきます。
レッスンは、親御さまもご一緒に
アンドミュージック恵比寿では、レッスンの時間は基本的に、親御さまも教室内でご見学・ご同席をお願いしています。
小学生になると、幼児期ほど「親に見てほしい」という気持ちを表に出さなくなるお子さまも増えます。それでも、レッスン中にふと親御さんの方を見る瞬間があります。そのとき、そこに親御さまがいて温かく微笑んでくださること——それが、続ける力を静かに支えてくれます。
ご家族と教室が二人三脚でお子さまの成長に伴走する——それが、私たちが大切にしていることです。
アクセスと料金について
アンドミュージック恵比寿は、恵比寿駅西口から徒歩4分・代官山駅から徒歩4分。渋谷・広尾・中目黒・目黒・白金台・南麻布・西麻布・六本木・青山・品川・三田・田町など、周辺エリアからも通っていただいています。教室にパーキングは併設していませんが、周辺にコインパーキングがいくつかあります。
ピアノコースは月3回・13,500円〜。レッスンには動画サポートが含まれており、家での練習をフォローする仕組みが整っています。コースはピアノ・バイオリン・キッズミュージカルの3つ。
詳しい料金はこちらをご覧ください:料金・コース詳細
よくある質問(Q&A)
Q1. 小学生になってピアノを嫌がるようになりました
A. 小学生になると、幼児期とは違う「続けにくさ」が生まれます。「やらされ感」が強くなったり、生活が忙しくなったり、停滞期に自信をなくしたり——原因はいくつかあります。「なぜ嫌がるようになったのか」を、お子さまと一緒に話してみることから始めてみてください。詳しくはピアノを続けるか迷ったとき、読んでほしい話もご覧ください。
Q2. 塾との両立が難しくなってきました
A. ピアノは週1回・30分のレッスンなので、塾との両立はしっかり可能です。むしろ、勉強のリフレッシュとしてピアノの時間が心の支えになっているお子さまも多いです。アンドミュージックでは、塾のスケジュールに合わせた柔軟な曜日・時間の調整もご相談いただけます。
Q3. 家で全然練習しないのが心配です
A. 「練習しなさい」と強く言い続けると、逆にピアノそのものが嫌いになってしまうことがあります。「レッスンだけは楽しく続けている」という状態を守ることの方が大切です。教室でピアノが好きな気持ちが続いていれば、家での練習は少しずつ増えていきます。詳しくはピアノの練習を楽しくするには?もご覧ください。
Q4. 上達しない気がして、続ける意味が分からなくなります
A. 小学生のピアノには、必ず「停滞期」があります。「上達しない」と感じる時期を乗り越えられるかどうかが、続くかどうかを大きく左右します。この時期に大切なのは、大人の目にしか見えない小さな変化を見つけて言葉にしてあげること。停滞期は、実は次の飛躍の準備期間でもあります。
Q5. 中学生になっても続けられますか?
A. アンドミュージック恵比寿の生徒さんは、中学生・高校生になっても続けている方がたくさんいらっしゃいます。「受験期になってもピアノだけは続けたい」というお子さまがほとんどです。小学生のうちに「ピアノは自分のもの」という感覚を育てておくことが、その後もずっと続けていく力になります。
関連コラム
小学生のピアノについて、あわせて読んでいただきたい記事をご紹介します。
- 恵比寿で小学生からピアノを習わせたい親御さんへ
- ピアノを始めたばかりの小学生|親御さんが大切にしたい関わり方
- 4歳のピアノを続けるコツ|飽きやすい時期の親の関わり方
- ピアノの練習を楽しくするには?親御さんへの現場からのヒント
まずは体験レッスンで、教室の雰囲気を感じてみてください
「今の教室のままでいいのかな」「うちの子に合う教室を、改めて探してみたい」——そう感じたら、ぜひ一度、体験レッスンにいらしてください。
体験レッスンで、お子さまが楽しそうにピアノに向かう姿を、親御さん自身の目で確かめていただければと思います。「うちの子、こんなに真剣な顔するんだ」「先生とこんなに楽しそうに話してる」——ご家庭では見えないお子さまの新しい一面が、そこにはあります。
アンドミュージック恵比寿は恵比寿駅西口から徒歩4分・代官山駅から徒歩4分。2歳から通える完全マンツーマンのピアノ・バイオリン・キッズミュージカル教室です。
小学生のお子さまと一緒に、ゆっくり教室の扉をくぐってみてください。スタッフ一同、温かくお迎えいたします。
この記事は、恵比寿のピアノ教室「アンドミュージック恵比寿」が作成したコラムです。お子さまのピアノ練習に悩んでいる保護者の方に向けた情報をお届けしています。