2025.12.31
ピアノを習わせている今、親として大切にしたい3つの視点 年末に立ち止まって考えてみませんか?
はじめに|「上手くなったか」だけで、この1年を終わらせないために
年末になると、ふと考えることがあります。
この1年、子どもはどれくらい上手くなっただろう。
練習はできていただろうか。
続けられているだろうか。
ピアノを習わせていると、
どうしても「できる・できない」「上達した・していない」に
目が向きがちです。
でも、もし少し立ち止まれるなら、
この1年を別の視点でも振り返ってみてほしいと思います。
アンドミュージックが大切にしているのは、
ピアノを通して
「何ができるようになったか」だけを見る場所ではありません。
今日は、
親として大切にしておきたい3つの視点をお伝えします。
視点① できたことは、音楽の中だけにあっただろうか
ピアノを習っていると、
どうしても成果は
「弾けるようになった曲」や
「間違えずに弾けたか」に集まりがちです。
けれど実際には、
音楽の外側でも
たくさんの「できた」が起きています。
・初めての場所に一人で入れた
・間違えても、最後までやり切ろうとした
・人前で音を出すことを怖がらなくなった
これらは、
ピアノがなければ生まれなかった成長かもしれません。
できたことは、
必ずしも鍵盤の上だけに残るものではない。
この視点を持てるかどうかで、
子どもの成長の見え方は大きく変わります。
視点② できなかった時間を、どう過ごせていたか
上手くいかなかった日
練習を嫌がった日
思うように進まなかった時期
そうした時間を思い出すと、
少し不安になることもあるかもしれません。
でもアンドミュージックでは、
できなかった時間こそ、成長の途中だと考えています。
・失敗しても否定されなかった
・急かされずに待ってもらえた
・「またやってみよう」と思える余白があった
もしそんな時間を過ごせていたなら、
それはとても大切な経験です。
できなかった時間を
「なかったこと」にせず、
どう過ごせていたかを見る。
それも、親として持っておきたい視点です。
視点③ 「続けられている」という事実そのもの
ピアノは、すぐに結果が出る習い事ではありません。
だからこそ、
続いていること自体が、すでに価値を持っています。
・完璧じゃなくても
・毎日じゃなくても
・途中で立ち止まりながらでも
それでも
「やめずに、戻ってきている」
「音楽と距離が切れていない」
この状態は、
子どもが
安心して挑戦できる場所に身を置けている
という証拠でもあります。
続いているという事実を、
もう一度、静かに肯定してみてください。
このサイトが大切にしていること
アンドミュージックは、
ピアノを
「上手くなるかどうか」だけで評価する場所ではありません。
・比べないこと
・急がせないこと
・できたところを見ること
・できない時間も含めて伴走すること
音楽を通して、
自信が少しずつ育っていくことを、
何より大切にしています。
だからこのサイトの記事も、
「こうすべき」「こうしなければならない」
ではなく、
「こんな見方もありますよ」
「こういう成長も、ちゃんと起きていますよ」
そんな視点を積み重ねています。
おわりに|来年に向けて、ひとつだけ
年末に、
来年の目標を決めることも大切ですが、
それ以上に、
「この1年、どんな時間を過ごせていたか」
を、そっと振り返ってみてください。
上手くいったことも
上手くいかなかったことも
すべて含めて、
音楽と一緒に歩いてきた時間です。
この場所が、
これからも
子どもと音楽の関係を、
あたたかく見守れる場所であり続けられるように。
そんな想いを込めて、
このコラムを置いておきます。