ピアノ初心者の子どもが最初につまずく5つのポイントと、その乗り越え方

はじめに|つまずくことは、ダメなことではありません

ピアノを始めてしばらくすると、
「最近あまり弾かなくなったかも」
「ちょっと難しそうにしている」
そんな瞬間が訪れることがあります。

でも私たちは、そうした姿を見て
「向いていないのかな」とは考えません。

アンドミュージックでは、
つまずきは“伸びる前に必ず現れるサイン”だと捉えています。

初心者の子どもたちが、どこでつまずきやすいのか。
そして、そのときにどんな関わり方をすると、
もう一度ピアノが「楽しい」に戻るのか。

実際のレッスン現場で大切にしている考え方をもとにお伝えします。

つまずき① 音符がわからず「できない」と感じてしまう

ピアノ初心者の子どもが最初に感じやすいのが、
「音符が分からない」「何をしているか分からない」という戸惑いです。

楽譜を見て固まってしまうと、
ピアノは一気に“難しいもの”になります。

アンドミュージックでの乗り越え方

アンドミュージックでは、
音符が読めないことを前提にレッスンを設計しています。

耳で聴いてまねする
先生と一緒に音を出す
「今の音、きれいだったね」と言葉にする

まずは
「分かった」より「出せた」「楽しかった」
を大切にします。

音楽は、理解よりも先に体験があっていい。
それが、私たちの考え方です。

つまずき② 指が思うように動かず、自信をなくす

「頭では分かっているのに、指が言うことをきかない」
これは、ほぼすべての初心者が通る道です。

それでも子どもは、
「できない自分」を敏感に感じ取ってしまいます。

アンドミュージックでの乗り越え方

この段階で大切なのは、
できていない部分ではなく、できた部分を見ること。

今日はここまでできた
昨日より音がそろった
最後までやめずに弾けた

そんな小さな変化を、
私たちは必ず言葉にして伝えます。

「できていない」ではなく
「ちゃんと進んでいる」
そう感じられることで、子どもの表情は変わっていきます。

つまずき③ 練習が「やらされている時間」になってしまう

「練習しなさい」と言われるほど、
ピアノから気持ちが離れてしまうことがあります。

初心者のうちに
ピアノ=義務
になってしまうと、続けるのがつらくなります。

アンドミュージックでの乗り越え方

私たちは、
練習量よりもピアノとの関係性を大切にしています。

1日5分でもいい
1回音を出したら終わりでもいい
触れただけでも「よくやったね」

ピアノに向かったこと自体を認めることで、
「また触ってみようかな」という気持ちが育ちます。

つまずき④ 他の子と比べてしまい、自信を失う

「○○ちゃんはもう両手で弾いているのに」
そんな言葉を、子どもはとても敏感に受け取ります。

比較は、初心者の心を一番早く曇らせてしまいます。

アンドミュージックでの乗り越え方

アンドミュージックのレッスンでは、
他の誰かと比べることはありません。

比べるのは、
昨日の自分と今日の自分。

少し長く集中できた
自分からピアノに向かった
音が前よりやさしくなった

そうした成長を見つけ、
「あなたのペースで大丈夫」と伝え続けます。

つまずき⑤ 「できた!」を実感する場がない

どれだけがんばっても、
「できた!」と感じられる瞬間がなければ、
子どもは目的を見失ってしまいます。

アンドミュージックでの乗り越え方

アンドミュージックでは、
初心者でも必ず達成感を味わえる場を用意しています。

短い曲を弾ききる
人前で演奏する
拍手をもらう

発表会は、上手さを見せる場ではなく、
「ここまで来たね」と自分を認める場。

この経験が、
ピアノを「続けたいもの」に変えてくれます。

まとめ|つまずきは、音楽と向き合っている証拠

ピアノ初心者の子どもがつまずくのは、
真剣に音楽と向き合っているからこそです。

アンドミュージックでは、
つまずきを否定せず、
その子の歩幅に寄り添い、
一緒に進むことを大切にしています。

ほめて伸ばす
比べない
自信を育てる
音楽を好きで終わらせない

それが、
初心者の9割がピアノを好きになる理由です。

もし今、少し立ち止まっているように見えても、
それは次の一歩の準備かもしれません。

私たちは、
その一歩を一緒に待ち、一緒に喜ぶ教室でありたいと考えています。