2026.08.09
ピアノの練習を楽しくするには?親御さんへの現場からのヒント【2026年版】
ピアノの練習を楽しくするには?親御さんへの現場からのヒント【2026年版】
「うちの子、ピアノの練
習を楽しめる方法ってあるかしら」
そんなふうに検索してくださった親御さんに、この記事が少しでも寄り添えたら嬉しいです。「練習しなさい」と言うたびに、お子さまが渋い顔をする。せっかく楽しくレッスンに通っているのに、家では鍵盤に触るのを嫌がる——そんな状況が続くと、親御さんも少しずつ疲れてしまいますよね。
ピアノ 練習 楽しくというキーワードには、「叱りたくないけれど、続けてほしい」という親御さんのあたたかい葛藤が感じられます。この記事では、練習を楽しく続けるためのヒントを、アンドミュージック恵比寿の現場から感じていることを含めて、丁寧にお伝えします。
そもそも、練習が「楽しくない」理由
練習を楽しくする話をする前に、少しだけ「なぜ練習が楽しくないのか」を一緒に考えてみたいと思います。理由がわかると、対応の仕方も見えてきます。
子どもがピアノの練習を楽しめない理由は、だいたい次のどれかに当てはまることが多いです。
「できない」ことが続いている ——難しすぎる曲を練習していて、何度弾いてもうまくいかない。「できない自分」を突きつけられる時間が続くと、練習が苦痛になっていきます。
練習の目的がわからない ——なぜこの部分を繰り返すのか、なぜこの曲を弾
いているのか、子ども自身が理解できていないと、練習が「作業」になってしまいます。
「やらされている」感覚が強い ——親御さんに「やりなさい」と言われて始める練習は、それだけで楽しさが半減します。自分の意志で始めた感覚が持てないと、やる気は続きません。
時間が長すぎる ——毎日1時間、休みなく——そんなプランは大人でも辛いものです。子どもの集中力を超えた練習は、必ず嫌になります。
達成感が持てない ——弾いても弾いても「まだできてない」と感じる状態が続くと、成長を実感できず、練習の意義を見失ってしまいます。
これらの理由が組み合わさっていることも多いです。まずは「なぜ楽しくないのか」を見立てるところから、練習を楽しくする道が開けます。
「楽しく練習する」ためのヒント
ここからは、練習を楽しく続けるための、具体的なヒントをご紹介します。ご家庭の状況に合わせて、取り入れやすいものから試してみてください。
ヒント1:短い時間から始める
「毎日30分!」と決めると、子どもも親御さんも身構えてしまいます。まずは「5分だけ」「1曲だけ」など、無理のない短時間から始めてみてください。
短い時間の方が集中力が続きます。そして「5分ならできた」という達成感が、次の日への意欲につながります。慣れてきたら少しずつ時間を伸ばしていく——その方が長く続きます。
ヒント2:「弾きたい曲」を混ぜる
レッスンで習っている曲だけを練習するのではなく、お子さまが「弾きたい!」と
思う曲も練習に混ぜてみてください。好きなアニメの曲、テレビで流れていたメロディ、お気に入りの童謡——難易度は関係ありません。楽しく弾ける時間が、レッスン曲の練習への意欲もつくってくれます。
先生に相談すれば、お子さまが弾きたい曲を、その子のレベルに合わせて楽譜を作ってくれたり、簡単なアレンジで教えてくれたりもします。
ヒント3:「できた」を見つけて伝える
練習を見守る親御さんの声かけは、お子さまのやる気を大きく左右します。「もう一回!」「そこ違うよ」「まだできてない」——そういう言葉より、「今のところ、いい音だったね」「昨日より上手になってる」「難しいところ、頑張ったね」という言葉を、たくさん贈ってあげてください。
親御さんが「できた」を見つけて認めてくれると、お子さまの心の中に「もっと弾きたい」という気持ちが自然に生まれます。これは、教室で私たちが大切にしている「激褒めレッスン」と同じ考え方です。
ヒント4:練習の時間帯を工夫する
「学校から帰って疲れているとき」「夕食前でお腹が空いているとき」に練習させると、うまくいかないことが多いです。お子さまの調子がいい時間帯を見つけて、その時間に練習するリズムを作ってみてください。
朝ごはんの後、宿題の合間、お風呂の前——ご家庭によってベストな時間帯は違います。「この時間なら気持ちよく弾ける」という時間を、お子さまと一緒に探してみるのも楽しい相談時間になります。
ヒント5:「うまく弾く」を目的にしない
練習の目的を「うまく弾く」に置くと、うまくいかなかった日は失敗になっ
てしまいます。「今日はピアノに触った」「今日は5分弾いた」「今日はこの曲を最後まで弾いた」——そういう小さな目的で十分です。
「うまく弾けなくても、ピアノの前に座れたね」「今日も練習できたね、えらいね」——結果より、続けている行為そのものを認めてあげる関わりが、練習を楽しく続ける支えになります。
「練習しない期間」があってもいい
ここまで練習のヒントをお伝えしましたが、正直にお伝えすると、「練習しない期間」があってもまったく問題ありません。
学校で疲れている時期、他のことで頭がいっぱいの時期、なんとなくやる気が出ない時期——子どもにもいろんな波があります。「絶対に毎日弾かなきゃダメ」と考えると、その期間が親子のストレスになってしまいます。
「今週は練習できなかったな」「今月はあまり弾けなかった」——そんな時期があっても、レッスンに通い続けていれば、それでいいのです。週1回のレッスンで、先生と一緒に音を出す時間は、お子さまの中にちゃんと積み重なっていきます。
大切なのは、「練習しないことを責めない」ことです。責められると、ピアノそのものが嫌いになってしまいます。「今週はゆっくりでよかったね、また来週から気が向いたら弾こうね」——そんなおおらかな関わりが、長
く続けていくための土台になります。
アンドミュージックの生徒さんは、なぜ「自分から弾く」ようになるのか
アンドミュージック恵比寿の生徒さんは、1〜2ヶ月もすると、ご自宅でも自然にピアノの前に座るようになる子がほとんどです。「練習しなさい」と言わなくても、気づいたら弾いている。
なぜ、こんな変化が起きるのでしょうか。理由はシンプルです。ピアノが好きになるから、そして「続けたくなる仕掛け」が教室にあるからです。
私たちが大切にしているのは、「激褒めレッスン」だけではありません。長年の現場から生まれた独自のノウハウを凝縮した、楽しく主体的に練習を続けられる仕掛けを、教室ではたくさんご用意しています。
「まいにち練習カード」
毎日の練習を、お子さま自身が記録していけるカードです。「今日は5分弾いた」「今日はこの曲を練習した」——小さな一日一日の積み重ねが、目に見える形で残っていきます。
大人が「頑張ってね」と言うだけでは、なかなか続きません。でも、自分の手でカードに印をつけていく行為は、お子さまの中に「続けている自分」という誇らしい感覚を育てていきます。「今週はこんなに埋まった!」「先月より頑張れた!」——そんな発見が、次の一日への意欲になります。
「まいにち練習賞」というアワード
続けたお子さまを、教室からしっかりお祝いする仕組みも用意しています。「まいにち練習賞」は、毎日コツコツ練習を続けたお子さまに贈るアワードです。

このアワードには、単なるご褒美以上の意味があります。「あなたの頑張りを、教室の大人がちゃんと見ていましたよ」というメッセージそのものです。先生からアワードを受け取ったときのお子さまの誇らしげな表情は、ご家族にとっても忘れられない瞬間になります。
「できた」を育てる独自の仕掛けが、たくさん
まいにち練習カード、まいにち練習賞のほかにも、教室にはお子さまが楽しく主体的にピアノに向かえるようになる仕掛けが盛りだくさんに用意されています。長年の現場で「これがあると子どもたちが夢中になる」と気づいた工夫を、少しずつ、大切に積み重ねてきたものです。
そして、これらの仕掛けと「激褒めレッスン」が組み合わさることで、お子さまの中に「もっと弾きたい」「褒めてもらいたい」「次のアワードを目指したい」——そんな前向きな気持ちが自然に育っていきます。
完全マンツーマンのレッスンだからこそ、先生はお子さまの「できた」の瞬間を絶対に見逃しません。他の子と比べられない安心感の中で、お子さまはのびのびと音と向き合えます。
「うちの子、あんなに練習を嫌がっていたのに、アンドミュージックに通い始めてから自分から弾くようになったんです」「まいにち練習カードを、寝る前に必ず記入しているんですよ」——そんな声をいただくことがあります。それは、私たちにとってもかけがえのない喜びです。
発表会の力
もうひとつ、練習が楽しくなる大きな要素があります。それが「発表会」です。
アンドミュージック恵比寿では、年に一度、本格的なホールで発表会を開催しています。日経ホール(600席)・品川プリンスホテルClubEx・渋谷さくらホールといった会場で、生徒さん一人ひとりがステージに立ちます。
「発表会でこの曲を弾く」という目標があると、練習の意味がぐっと明確になります。「本番までに仕上げたい」「素敵に弾きたい」「客席のお父さんお母さんに聴かせたい」——そういう気持ちが、練習の原動力になります。
不思議なもので、発表会が近づくと、多くのお子さまが自然と練習量を増やしていきます。「頑張って弾きたい」という気持ちが、内側から湧いてくるからです。
文部科学省も、芸術教育の意義として「表現する喜びを味わう体験」の大切さを示しています(文部科学省「芸術教育の充実について」)。ステージという特別な体験は、練習という日々の営みに、深い意味を与えてくれます。
動画サポートで、家での練習が変わる
アンドミュージック恵比寿のレッスンには、動画サポートが含まれています。レッスンで習ったことを、先生が動画で送ってくれる仕組みです。
「家で練習しようとしたけど、どう弾くんだったか忘れちゃった」——そんなときに、動画を見返せます。お子さまも「そうそう、こうやって弾くんだった」と思い出しながら、自分で練習を進めていけます。
親御さんも、動画を一緒に見ることで、お子さまが何を練習しているのか、どこに気をつければいいのかがわかります。「そこ、先生と同じような音が出せてるね」「動画のここ、真似してみようか」——親子で一緒に楽しむ時間にもなります。
家での練習が「わからないから嫌」になるのを防ぐ、大切な仕組みです。
練習を巡って、親子ゲンカにならないために
最後に、練習を巡って親子ゲンカになりがちなご家庭に、お伝えしたいことがあります。
親御さんが「練習しなさい」と言うのは、お子さまのためを思ってのことです。せっかく習っているのだから、家でも練習して欲しい。上達してほしい。せっかくの月謝を無駄にしないでほしい——そんな気持ちからのお声かけです。
でも、その気持ちが強すぎると、お子さまには「プレッシャー」として届いてしまうことがあります。「またお母さんが言ってる」「ピアノの時間はいつも怒られる」——そんな印象が積み重なると、ピアノそのものが嫌になっていきます。
もし親子ゲンカが続いているなら、少しだけ肩の力を抜いてみてください。「今週は練習しなくてもいいよ」「弾きたくなったら弾こうね」——そんな言葉を伝えてみると、お子さまの気持ちが緩む瞬間があります。
不思議なことに、「練習しなくていい」と言われると、逆に弾きたくなる子もいます。それは、練習が「義務」から「自由」に変わった瞬間です。強制されない環境で自分から弾いた時間こそが、本当の意味での練習になっていきます。
まずは体験レッスンで、お子さまがピアノを楽しむ姿を見てみてください
もし今、ご家庭で練習を巡って悩みを抱えていらっしゃるなら、教室の環境が変わるだけで、状況が大きく変わることもあります。
アンドミュージック恵比寿は恵比寿駅西口から徒歩4分・代官山駅から徒歩4分。2歳から通える完全マンツーマンのピアノ・バイオリン・キッズミュージカル教室です。教室近隣にはパーキングもありますので、お車でのお越しも歓迎します。
体験レッスンで、お子さまが心から楽しそうに鍵盤に触れる姿——それは、親御さんにとっても新しい発見の時間になると思います。「うちの子、こんな笑顔でピアノを弾くんだ」——そんな瞬間に、私たちも立ち会わせていただけたら嬉しいです。スタッフ一同、温かくお迎えいたします。
